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函館の七夕

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 どうもytrです。
今日は七夕ですね。

函館では夕方くらいから家々を子供が歌を歌って廻る習慣があるのですが、他の所ではやらないと知ったのは函館を出てからだった気がします。

小学校の頃とか、空き缶(大きめのヤツ)の下に釘を刺して、ロウソクの台にして、提灯風なのを作った記憶がありますが、最近でも作るんでしょうか?
(多分作らないよね、ロウソクに火つけるのとかうるさそうだし)

歌を歌ってロウソクをもらうロウソクをつける次のとこまで歩く。みたいな流れだったんじゃないかと思いますが、
子供の目当てはもっぱらロウソクと一緒にもらうお菓子類の数々

一夏分のおやつを持って帰る子供の誇らし気な態度は、さながら漁から帰って来た漁師のようだったろうなぁ。(自分らの過去を思い起こしながら)

最近は誘拐とか危ないからか、親同伴だと言うではありませんか。
ま、仕方ないけど、昔というか小学生の頃は「七夕だけは親から解放されて、風習の名の下に堂々と夜遊び出来る」という(誤った解釈の)楽しみがあるイベントだったんですけどね。

さながら戦場の様に道であっては「あそこで○○がもらえる」などの情報交換をしては、アタックを繰り返していた自分の子供の頃を思い出すのでした。

そんな子供ゲリラの祭が、今では大人の見張りのもと行われているというのには少し寂しさも感じますが、時代が変わったとか治安が悪くなったとかそんな暗~い雰囲気もちょっと悲しいよね。仕方ない事とはいえ。

最近では七夕の笹を出してない所は廻っちゃダメ!とか色々ルールが増えてるみたいですが、うちの店には来ても大丈夫ですよー。(親御さん向けのご案内)



ただ、最近親御さん同伴だからこそなのか、マナーが悪くなって来てるからあげるのやめる!なんて声もチラホラ。(昔から七夕の夜は食事に出かける=めんどくさいとかはありましたけど)

友人の所にはなんと、親御さんが車で玄関先に乗り付け、子供に「ほら、行っといで」みたいな感じで後ろで挨拶もせず携帯いじってるとかあったみたいで、嫌になったらしいです。
子供は可愛いだけに、なんだか悲しいですね。

親御さんも一緒に廻る時代だからこそ、子供だけじゃなく大人にも新しいルール、必要なんじゃないかなぁと思います。

じゃ無いと、みんな嫌になって、こんな楽しい子供の祭が無くなっちゃうんじゃないかなぁと思うんですよね。

子供もそういう親御さんの姿見てるし。



昔、廻ってた頃は「ちゃんと歌わないとおかしあげない」という所もあって、何回も歌わされた記憶も。

懐かしいなぁ。ああやって、地域の人達にもしつけられてたんだね、きっと。
有難いこってす。



ということで、LGTの近くで廻る予定の子供は遠慮なく来ると良いよー!
歌はきっちり歌ってもらうけどなぁ!カッカッカッカ(魔女的な悪い顔で笑いながら)


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